業 種 | 青汁製造・卸 |
商 号 | 有限会社遠藤青汁友の会 エンドウアオジルトモノカイ |
所在地 | 岡山県 |
倒産態様 | 破産手続き開始決定を受ける |
負債額 | 負債1億3100万円 |
「岡山」 (有)遠藤青汁友の会(資本金1000万円、岡山市南区富浜町4-27、代表田邉行治氏)と、関係会社の(有)遠藤青汁農園(企業コード:294050171、資本金300万円、岡山市東区金田1177、同代表)の2社は、1月7日に岡山地裁より破産手続き開始決定を受けた。 破産管財人には、武政祥子弁護士(岡山市北区蕃山町3-7 両備蕃山町ビル8階、岡山ひかり法律事務所、電話086-223-1800)が選任されている。 (有)遠藤青汁友の会は、1953年(昭和28年)6月創業、72年(昭和47年)1月に法人改組された青汁の製造・卸売業者。倉敷中央病院の名誉院長の遠藤仁郎博士が提唱した緑葉食青汁運動により全国的に青汁ブームが起こるなか、ケールを原料とする青汁を生産していた。岡山県内の牛乳販売店などへの卸売りのほか、自社でも販売して業容を拡大し、2000年5月期には年売上高約5億3700万円を計上していた。 しかし、自然健康食品の多様化やインターネットを利用した流通形態の変化などに対応しきれなかったうえ、得意先の販売店経営者の高齢化などにより受注が振るわず、近年の年売上高は2億円台で推移し、収益性も低迷していた。生産設備の更新や広告宣伝などの経費が膨らむなか、借入金の返済も重荷となって資金繰りが悪化し、2019年12月24日までに事業を停止していた。 (有)遠藤青汁農園は、1988年(昭和63年)9月に設立され、(有)遠藤青汁友の会と連携して事業を展開していたが、同社に連鎖した。 負債は、(有)遠藤青汁友の会が約1億3100万円、(有)遠藤青汁農園が約4億1100万円、2社合計で約5億4200万円。 |